Metal Fatigue III

一般オタクの日記帳

Vの話と、"推し"を作りたくないねって話(なぐり書き)

珍しくちょっとしたなぐり書きです。素面だよ。

 

 

僕はVTuber好きなのを(飲みの場とかでは)公言してて(とはいえ実際1~2人を仕事中や作業中に垂れ流してるだけなんだけど)、

その内1人は結構「あっ、この人推せるな」と思っていて、それなりにファンのつもりでいるのね。

 

で、今日その人らがRTしてたのが、

僕が見たこともないVTuberが「引退します!」っていう話で。

 

ふと怖くなったんだよ。

もし"推し"が突然引退したら、どういう心持ちでいればいいんだろうな?」って。

 

こういう系の話でよくTLで見かけるのが、「女性声優が結婚しました」って話で。

まあそれに対して複雑な気持ちを抱く人がいるのは、

”推し"っていう概念を持ったことがある人なら誰しも理解はできると思う。

 

こういうのに対して必ず沸く、「ファンなら祝福してやれよ」って発言。

すごく正しいんだけど、その正しさは意図せず空いた心の空白を埋めてはくれないわけで。

その誰も悪くないのに生まれた心の空白を、僕らは風化するまで待つしか無いんだよね。

 

 

で、VTuberの引退」って、一面的にはそれよりも残酷じゃないか?と思ってしまって。

極論、女性声優だったりアイドルが結婚してもそのファンで居続けることは何も不自然じゃない。

その人が引退して別の道に進むとして、それでもその別の道を応援してファンで居続けることもまあ無い話じゃないだろう。

 

 

でもVTuberはあくまで「人」じゃなくて「キャラクター」。

VTuberの引退」って、「キャラクターがこの世から消滅すること」なんだよね。

本来「別の道に進むから応援しよう」って概念が

「キャラクター」っていう仕様、もっと踏み込んで言うと「中の人に触れるのはタブー」という文化によって無きものにされてるんだよね。

メタな話をすると「中の人が別の道に進む」としても、ファンである僕らは(本来)知る術が無い。

これって、「その"人"のファンにとってものすごく残酷じゃないか?」と思うんだよね。

もちろんそのVTuberもファンも誰も悪くない。悪くないんだが……う~ん。

 

[追記]

そのVの人が辞めた理由を知ってさらに複雑な気分になった。

今回の場合に限っては多分その「知る術が無い」状態になるのが正解なんだろうな……と。

[追記終わり]

 

 

 

僕はこの文化が良いことなのか悪いことなのかはよくわからない。

ただ、「一切見たことも無い人が引退したってだけで謎にダメージを受けてるのに、今の推しが引退したら耐えられるのだろうか?」とは思ってしまう。苦しい。

でも苦しいから"推し"を作らないのは正しいのか?そもそもそんなこと出来るのか……?

 

 

 

なんてことをぼんやり考えていました。

自分の中でも結論が出ていないので、

女性声優オタク各位と次飲む時はこの辺の話を議題にあげます。覚えといてくれ。

 

 

 

 

 

最もここまで考え込んでたのは、直前にUNDERTALEの実況観てたからかもしれないけどね。

あのゲーム、人の心をしんみりさせる能力が高すぎる。