Metal Fatigue III

一般オタクの日記帳

Twitterアカウントが永久凍結された話

ある日Twitterを見るとこうなっていた。

えぇ…………

永久凍結された原因

マジで何も心当たりが無いです。

 

だって最後のツイートこれよ?

このツイートした30分後にこうなったからね??

イーロンくんはふかせの名義の話嫌いだったのかな……

 

真面目な話、僕は性格こそ悪くても少なくともTwitterではなるべく平和なことしか言わんように心がけてたし、言い過ぎたな~ってことはよくツイ消ししたりしている。

だから暴言がどうのみたいな理由じゃないと思うんだよね。

 

あとよく言われるのが「SNSへのリンクを貼ると永久凍結される」っていうやつ。それもそれで論外な仕様だと思うけどね。

でも僕が貼っていたのはYouTubeとこのブログへのリンクくらいなもので、特にMastodonやMisskeyアカウントへのリンクは載せていなかったから違うはず。

 

まあ最近凍結基準がおかしくなってるし、その過程で巻き込まれた誤爆であろうというのが今の考えですね。

 

 

 

 

 

 

TwitterというSNSに求めていたもの

さて、そんなこんなでここ数日Twitterを使っていなかったわけだけど、

悲しいかな「Twitterは既に日常生活に必須の1ツールになっていた」ということを結構強く自覚している。

ではどういう目的で必須だったのか?という話を少しします。

 

情報収集

今やインターネットに触れている人の内の大多数はTwitterアカウントを持っているであろう。

そんなSNSは当然企業やサービスがリアルタイムに情報を発信する場としても利用されている。

結果「1次ソースがTwitterにしか存在しない」なんてこともザラにあるんだよね。昔はその役割をRSSフィードなんかが担っていたけど、いつの間にかTwitterに置き換わっていた。

やはり任意のサービスから情報発信があった際にタイムラインという1つの場所でそれを確認出来るというのは大きい。

代替手段として勉強がてらPythonか何かで見たいサイトに対するスクレイピングツールでも作ろうかとは思ったけど、見たいサイトの数及び増減に対して手間がかかりすぎるんだよね。

いずれ作るつもりではあるけど、フォローの1ボタンで済むことに対しわざわざスクレイピングするか?と言われると微妙な気はする。

 

そして情報源は何もサービスの公式アカウントに限らない。

音ゲーの新曲の難易度だったり、新イベントの情報といったリアルタイム性の強い情報の収集はやっぱり人口の多いTwitterが最適なんだよね。

 

 

 

マイクロブログとしてのSNS

単純に自分で見返すためのマイクロブログとしての用途もある。

ちょっとした文面と写真をリアルタイム性を持って残せるという点と簡易な検索機能が合わさると、例えば「あの段位に合格したのはいつだっけ」なんて見返したい時に検索一つで済むんだよね。

本格的に文章を書きたい時なんかはこのブログに書いちゃうんだけど、もっと手軽に文章を残しておくツールとして有能なんだよね。

 

 

 

人と"緩くつながっている"ということ

こっちが本題。

僕はTwitterアカウントを初めて作ってから今年で13年目になるんだけど(まじで??)、Twitterくらいの温度感でないと言えないことっていっぱいあるということに気付いたんだよね。

友人や知り合いに共有はしたいけど、わざわざDiscordなどで直接言うのではなく"あくまで独り言として"置いておきたい」ことって結構ある。音ゲーのリザルトとか、聴いている音楽とか、行ったラーメン屋とかね。

そういうのって飲み会のネタとかにしてもいいんだけど、それまで覚えてられないことも多いしね……。

 

それに、前述のマイクロブログ的な文章においても知り合いからのいいねが付くと何となく良い気分にはなる。

この辺りが「マイクロブログのツールとして日記帳でなくSNSを使いたい」理由にもなってくる。

絶対に自分しか読まないのであれば「別に文章化しなくていいや……」ってなるけど、あくまで自分で見返すののおまけとして友人や知り合いに緩く流すという温度感が少なくとも僕にとっては一番気軽に文章を作れるんだと思う。

 

あとは、直接連絡を取りはしないけどSNSでつながっている緩い関係という距離の人もいるよね。

今まではある程度定期的に連絡を取っていなければ消滅していたような人間関係において、「緩く人間関係を保ち続ける」といった新しい関係値を生み出したのがSNS・およびTwitterの功績だと思う。

何なら今の友人関係だってほとんどがSNSやオンラインゲームで出来た物だしSNSから生まれる人間関係って結構大事だったりするんよね。

このブログで散々話題にさせてもらってる"推し"も基本的にやりとりはSNSだし。ここ2週間くらい音沙汰なくて割と気が気じゃないんだけどね……

余談だけど、今までこの緩い関係性という部分を担っていたのが「年賀状」なんじゃないかな~と思っている。

 

 

 

 

 

 

生産者と消費者のパワーバランス

これらのTwitterに求めていたものを達成するためには、以下の条件が必要なんだよね。

・情報収集源となり得る程度に人口が多いこと

・友人・知り合い・推しなど、「繋がりを保ちたい人」がいること

 

何が言いたいかというと、現時点では他のSNSでは代替になり得ないんですよ。

僕に必要なのは「サービスが安定・便利で快適に使えるSNS」ではなく「知り合いがいるだけの不便で不安定なSNS」だったらしい。

そういう意味で、現状Twitterというサービスは僕に限らず結構な人にとって代替不可なんだと思う。

 

Twitterに限らず、サービスやコンテンツには生産者と消費者の概念が存在する。

生産者があれこれ考えて生み出したそれを元に消費者は便利さや楽しさを享受する。生産者がいなくては消費者は成り立たない。

 

でも、それは生産者側も同じじゃないのか?

サービスやコンテンツを消費し活用してくれる消費者がいなければ、金銭面でも精神面でも生産者は成り立たないはずだ。

それをイーロン・マスクは本当にわかってるのか?

 

今回の永久凍結はおそらく誤爆だろうけど、にしても「システム側で凍結対象と判断された何か」があったからこうなっているんですよ。

それに対し、警告や"永久でない"凍結もなく、何の前触れもなく突如永久凍結された。

誤爆そのものよりも、そのことに対し僕は激しい怒りを覚えている。

 

イーロン・マスク、お前は

「リアルタイム性のある一次ソースの取得手段」を、

「自分の昔の思い出を掘り起こせる手段」を、

「代替不可能な人間関係」を、

いきなり奪われることに何の想像力も働かないのか?

そんな消費者心理が一ミリもわからない奴が大手を振ってサービス経営なんかするんじゃねえよ。

 

 

まぁ「AIシステムの開発を6ヶ月間停止するよう署名」した直後に「自身のAI開発のためにGPU大量購入」するような奴がまともな神経持っているわけが無いので、多分そんな想像力なんか持ち合わせていないんでしょうね。

イーロン・マスクが痛い目を見るのと、Twitterというサービスが世間から見放されるのはどっちが先なんだろうね。

 

 

 

 

 

 

おわりに

残念ながらそんなTwitterが現状僕には必要ということがわかったので、アカウントを作り直すことにしました。

twitter.com

 

前のアカウントが永久凍結された際にフォロー一覧やリストのメンバーが見れなくなってしまったので、誰をフォローしていたかわからないんだよね。

記憶を掘り起こしてフォローし直すけど漏れがあるかもしれないので「前のアカウントでフォローされてた」って方はよければフォローしてもらえると嬉しいです。

 

 

まあ極論僕は知り合いと推しがいる場所であればTwitterじゃなくていいし、

理想は今すぐTwitterがサービス終了して全ユーザがActivityPub対応のSNSに移行してくれることなんだけどね。

その理想が叶うまでの暫しの間はTwitterでお付き合いくださいってことで。

 

【追記】

↑のアカウントも凍ってました。4日で。マジで何?????

たかだか10ツイート程度のアカウントが「慎重に審査したところ、ご利用のアカウントはTwitterルールに違反していると判断」されるわけないんだよな……

 

異議申し立ては何回もしてるんだけど何も返信が無いし、今後も動きが無いようであれば身の振り方色々考えようかな。

Twitter、正直集団訴訟とかされてもおかしくないと思うけど。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました!

それでは~