こんばんは、ちたんです。明日引っ越しらしいです。
僕はこれまで断続的に4年半くらい一人暮らししてたんだけど、今日で一旦最後ということでなんかすごくしんみりしている。
少しばかり自分語りに付き合ってください。
多少の惚気と暗い話が出てくるので一応注意ね。
一人暮らしのメリットとデメリット
最初は軽い話題から。
メリットとしては、何としても人に気を遣わなくて良いのが楽だよね。
風呂も入りたい時に入ればいいし、風呂上がりに服すら着ずにベッドにダイブしてもいい。
飯も作りたい時は作ればいいし、作りたくない時は適当に酒とおつまみを買ってくれば良い。
23時からゲーセンに出かけていってもいいし、深夜1時に友人と通話していても誰からも何も言われない。
自由さは一人暮らしが一番だな～と改めて思う。
もう一点大きいのが、気軽に友人を家に呼べることかな。
僕自身綺麗好きかつ若干ミニマリスト気質なところもあり、基本的に家は常に片付いているから呼びたい時に結構気軽に人を呼んでいた。
で思うのが、遊ぶ時とか飲み会開く時とかに「とりあえず自宅を選択肢に入れられる」ってかなり大きいよね。
正直人と飲むなら自宅が圧倒的に一番楽なんよね。飲みたいだけ飲めるし、うるさくないし、横になってもいいし、お金もかからない。
ついでにBDも観れるしSwitchもボルテコンもあるから娯楽にも困らない。
今の家は立地が割と終わっているんだけど、それでも頻繁に人が遊びに来てくれていたことから鑑みてもやっぱりオタクたちが気軽にたまり場に出来る場所ってかなり有用だと感じた。
デメリットは正直あんま無いんだけど、一つ明確に思うのが「風邪をひいた時にしんどいこと」かな。
当然だけど自分が体調不良でダウンしていても誰も家事を代わってくれないんだよね。食事を用意するのが大変だった。
し、風邪を引いている時は精神的にも弱るのでそういう時は割と寂しさを感じたりもしていた。
今はまだ若いからいいけど、これが70~80代になって一人だと寂しいと思う。「今死んでも誰にも気付かれないのかな」とか考えると結構きついものがある。僕が結婚したい理由の8割くらいはこれだったりする。
まあ僕は人といると疲れる気質も相まってか、かなり一人暮らしには向いていたんだと思う。
何だかんだ4年半好き勝手過ごして楽しかったですね。
生活環境を変えること
さて、ちょっと昔話な自分語りをさせてほしい。
ある程度の付き合いのある友人たちは知ってると思うんだけど、僕は実家暮らしの頃は両親とあまり仲がよろしくなかった。
ブログに書ける範囲だと、家で寝れないあまりゲーセンの音ゲーコーナーの爆音の中に置かれたソファでないと寝れなかったりした。
懐かしすぎて草。こんな外観なのに中は音ゲー大体網羅してたの面白すぎるだろ。いいゲーセンだったな……
そんな当時はゲーセンとPSO2くらいしか生きがいが無かったわけだけど、今思うとだいぶ暗い性格してたなぁ……とは感じる。別に今も明るくはないけどさ。
時は経ち就職とともにシェアハウスを4週間で挫折した後無事一人暮らしを始めた。
7.5畳1Rの部屋での一人暮らしはすこぶる快適で、ボルテコンと4Lの焼酎と共に楽しく過ごしていた。
僕は実家暮らしの頃から「一人暮らししたらオタクたちを気軽に呼べるようにしたい」と常々思っていたんだけど、その願いは就職とほぼ同時に叶い頻繁に友人たちが遊びに来てくれるようになった。
謎のもてなしモチベから来客用宿泊環境まで整え、会社の同僚とかは月2,3回のペースでうちに泊まってた気がする。泊まりすぎだろ。
その2年後に一回引っ越した後、何やかんやあって更に引っ越して実家に戻ることになったんよね。
ある程度両親と距離を置いたことで仲は多少改善し、そこそこ対等な人間関係として接することが出来るようになった。その上、再度の実家暮らしは期間限定で1年程度のつもりだった。
だからまあ実家で暮らしても大丈夫だと思ってたんだけど、結果以前と同様に家であまり寝れずに仕事帰りにゲーセンでぼーっと時間を過ごす毎日に変わったんだよね。本当にこの頃どんな趣味を持っていたか全く思い出せない。
そんな生活に1か月くらいで参ってしまい、金銭的に多少無理をしてでも再度一人暮らしをしようということで今の物件に引っ越してきた。
以下は2021年の総括記事の冒頭に書いたことなんだけど、
今年頭に一人暮らしを始めた（2回目）ので家具家電一通り書い直してるんですよね。
今年買ってよかった物たちと総括2021 - Metal Fatigue II
これは実家に戻る際に家具・家電は一通り処分していたため、再度一通り買い直すことになったということなんだよね。無駄だなぁｗ
で、引っ越してから今まではそれなりに楽しく過ごしているつもり。いつメンのオタクと飲み会する時は2回に1回くらいはうちだったね。いや3回に2回くらいかな。
自分で言うのもなんだけど、趣味や人付き合いに対してかなり活力を持って行動出来ていると思う。
昔話に付き合ってくれてありがとう。
散々語って何が言いたいかっていうと、「住む場所を変えることって、想像以上に思考回路に影響をもたらすんじゃないか？」ということなんだよね。
これ、単に「実家暮らしで窮屈だからやれることの範囲が減った」とかそういうレベルじゃなく思考回路が影響されていると思う。
ソースどこだか忘れちゃったけど「自分を変えるには、時間配分を変えるか住む場所を変えるか付き合う人を変えるかのどれかしかない」みたいなのを読んだことがあるんだけど、僕はそれに大賛成。
でもこれ裏を返すと「住む場所を変えると自分が否が応でも変わってしまう」ということを意味するわけで。
それこそ2回目に実家で暮らしていた頃は別に両親と仲悪くはなかったわけだけど、それでもここまで生活に影響されるってことはそれだけ住環境ってダイレクトに思考回路に響くんじゃないかな。
僕の事例は今まで語った通りだけど、僕以外でも住む場所を変えたことで「人が変わった」ような人が少なくとも2,3人は瞬時に思いつくし別に僕に限った話でも無いと思う。
ここまでが過去の話。ここから僕が今一番言いたいことを言います。
正直ブログであんま書きたくないんだけど、僕は今付き合って4年目になる彼女がいる。仲は良いし特に言えないことも無いし、それでいてお互いの趣味には不可侵というなかなか良好な関係を築けているんじゃないかと思う。
前々から同棲したいね～といった話はしており、念願叶ってそんな彼女と明日（厳密には3日後）から一緒に住むわけなんだけど。
ぶっちゃけ僕の今の気持ちとしては
「不安で仕方ない」
これなんですよ。
多分贅沢な悩みなんだろうし、人によっては刺されそうだな……。まあいいや。
何が不安かって話なんだけど、まず僕今の生活にあまり不満が無いんですよ。
彼女とは前述の通りだけど、友人関係も居心地が良いし、推しはガチ恋はしてないけどめちゃくちゃ好きだし、音ゲーもまあ文句を言いつつ楽しくやっている。
方向性こそ違えど全部大好きで大事だし、継続的に大事にしたいと思っている。
で、この「全てを継続的に大事にしたい」という気持ちが、住む場所を変えることによってどうなるかわからないということが不安なんだよね。
要は今が充実しているあまり、この日常のどこかが欠けるのが嫌なんですよ。
贅沢な悩みなことはわかってるけど、でも僕からしたら深刻な問題なんだよね。
まあ仮に僕が自発的に何も現状から変えようとしなかったとしても、きっと時を重ねるにつれ友人たちの内何人かは結婚して幸せな家庭を築くだろうし、極論推しも50年後に同じ活動をしているかと言われたらきっとそんなことは無いし、ゲーセンなんかこの世から消えているかもしれない。
時の流れは待ってはくれない。だから多分僕がどう行動しようがこの悩みからは逃れることは出来ないんだろう。
僕もどこかで色んなことに折り合いをつけていかないといけないんだろうな～とは思う。
そして、折り合いを付けていく中で色んな「大事にしたい」という気持ちを忘れていくのかもしれない。
でもその気持ちを忘れてしまうとしても、せめて「昔はこれが好きで大事だったなあ」という記憶は忘れないようにしておきたいなと思う。
そういう意味では「好きなことをブログで言語化する」って結構良い手段かもしれないよね。
最近色んな理由からブログモチベが高いし、今後も適当に文章を書き連ねていこうと思うよ。
おわりに
こんなことを言いつつも純粋に引っ越し自体はそこそこ楽しみだったりする。
家具揃えるのは楽しいし、何より徒歩10分圏内にラウンドワンがあるのがでかい。そこ？
それに、これだけ書いておきながら何も変わらない可能性の方が高いけどね。
少なくとも今の僕は一つの趣味だって手放すつもりは無いし、これからももっと色んなことに手を出してみたい。
まあでも、こうやって言語化することで何かに抗えたらいいな～と思います。
もし半年後とかに僕が辛そうにしてたら適当に笑ってやってくれ。
新居にオタクたちを今までと同じように呼ぶかはまだ決めてないです。
家具揃えたから見せびらかしたい気持ちはあるし飲み会会場としては立地も設備も最高だとは思うんだけど、あまり友人と彼女を会わせたくないんだよな……。
ちょっと考えます。
書いてたらすっきりしてきた。明日からも楽しく過ごします。
それでは～
