こんにちは、ちたんです。
以下の記事で、Moon Strix氏が「譜面の全パート解説」をやってたのね。
僕も真似してそれをやってみます。
普段どんなことを考えながら譜面を作っているかってなかなか言語化しないからね。たまにはこういうのやっても参考になるんじゃないかな?
譜面動画
この記事で取り上げるのは以下の譜面です。
これ観た上でじゃないと以降の話わからないと思うので観てね!(宣伝)
コンセプト
譜面作るにあたって、まず考えるのがコンセプトですね。
ここをしっかり固められているかで譜面の作成速度が変わってくるので大事。まじで。
この譜面のコンセプトは
・オンゲキのMAS・LUN譜面・チュウニのMAS譜面を要所でリスペクトしていく
・歌ある所はなるべく歌を素直に拾う
・つまみでO!K! Ready Go! >ヮ<と→→→をする
の3つ。だいぶテキトーだね!
全パート解説
イントロ:2小節目~10小節目
ここの初手↗は正直動画意識したところはある。
動画にするなら初手で「おっ」と思わせるのは大事だよね。
その後の8小節はメロディをBTチップ+4つ打ちをFXチップで。
最初はエフェクト少なめ→段々エフェクトを増やしていくのはボルテあるある。
こういう混フレ配置で公式っぽさを出すポイントとしては、「混フレに縛られすぎない」こと。
ボルテの譜面で特に大事なことのうちの1つが「単調にしないこと」だと思っていて、
4打目でエフェクトをかけたり直角を入れたり敢えてFXを押させないことで単調さをなるべく感じさせないようにしています。
Aメロ①:11~18小節目
鍵盤で歌+つまみを1方向に。「ごろにゃ~ん!」のとこだけ両つまみ。
あまり難易度を盛るべきパートでは無いので敢えて簡単めにしています。青つまみ+Aを置かない、とかね。
Aメロ②:19~26小節目
前半2小節分はベースロング+4つ打ちFX+歌。
ボルテの拾う音は基本的に
・「4つ打ちor裏のキック+メロディー」の2種類
・メロディーもしくはキックが激しい場合・つまみで片手拘束している場合は1種類
のどちらかが主流だと思っていて、よく聴こえない音は拾わないのが定石。
でも、ここは珍しく3種類拾ったほうが綺麗な譜面になったので3種類拾っています。
後はAメロ①と同じような感じ。
Bメロ:27~34小節目
28,30小節目は「→→→」をつまみで書いてる。これがやりたかったから作ったのは少しあります。
34小節目の32分を鍵盤で拾わせたかったので33小節目から助走を付けさせています。
オンゲキのLUN譜面は24分トリルで拾ってたけど多分音は32分で鳴ってるはず。
サビ前:35~36小節目
O!K! Ready Go! >ヮ<
1サビ①:37~44小節目
基本的にサビは「前半:オンゲキMAS譜面」「後半:オンゲキLUN譜面」をリスペクトしてます。
37小節目のつまみは「→→→」のつもり。
39,40小節目および43小節目はMAS譜面↓リスペクト。
1サビ②:45~53小節目
45~50小節目はLUN譜面↓をリスペクト。
45~48小節目は基本的に左がメロディーで右が歌。
48小節目のラストで入れ替わり、そこから左が歌で右がメロディー。
52小節目はメリゴリスペクトをリスペクトしようかとも思ったけど、多分伝わらないなと思ったので素直に交互で取れる配置にしました。
間奏①:54小節目~66小節目
58~63小節目はチュウニのMAS譜面リスペクト。
の、つもりで作ったけどこれは伝わらないなぁw
66小節目のズレ鍵盤はLUN譜面から持ってきた。ほんとにこんな音鳴ってる?w
間奏②:67~74小節目
ここまでリスペクトが続いていたこともあり、メリハリを付けるためにこのパートはオリジナルでFX4つ打ち+メロディーというボルテの基本構成にしてみた。
71~74小節目はメロディー合わせで鍵盤乱打。僕が指押し苦手かつ嫌いだから多分僕の置く鍵盤って簡単になりがちなんだけど、でも18の鍵盤ってこんなもんじゃない??
Cメロ①:75~82小節目
ここのコンセプトは2つ。
1つはオンゲキのMAS譜面を若干リスペクトし、つまみの左側で裏の音を拾いつつ右側で歌を拾ってます。つまみが敵弾のイメージ。
ただ多分裏の音は8分で休みなく鳴ってるんだけど、ちょっと忙しくなりすぎるということで4打目を敢えて抜いています。
もう1つは動画で観ないとわからないけど、
これ。
オレンジ(と言いつつ思ったより黄色だった)が千夏でピンクがあかりのイメージ。
公式でもこういう演出来てほしいよね。まあ僕は動画編集パワーで色付けたんだけど。
Cメロ②:83~91小節目
ここは間奏前半の「裏の8分を拾いきれていない」というフラストレーションを解消するために、
「左:裏の音8分、右:歌」といった拾い方をしています。
この音の拾い方はボルテの基本系だよね。
87~88小節目は音の拾い方だけオンゲキのLUN譜面リスペクト。
千夏フルパワー!!!!は再現できませんでした。あれはオンゲキじゃないと難しく出来ん。
あと動画だとつまみの色を変えているので、回す方向を迷わないよう両方回す時は同じ方向に回させるように配置しています。
ラスサビ①:92~99小節目
基本的に1サビと同じで「→→→」+MAS譜面リスペクト。
ほんのりMAS譜面のレバーの動かし方を意識しています。
98小節目のつまみ出張も壁出張再現。
地味に意識しているのが「不要な8分移行を置かないこと」。
この辺はだいぶ前に別記事で書いたね。
twentytwo-titan.hatenablog.com
ラスサビ②:100~108小節目
ここはLUN譜面リスペクト。
配置に加えて「ずっと真ん中をオレンジ線(千夏)が走っている」のもラスサビの後半で再現することでエモさを演出したつもり。
よく見るとレーンの真ん中割ってるんだよね。
ここだけ1個反省点があって、
左右のつまみ同色にしてると、この直角がどっちに抜けてるのかよくわかんないんだよねw
こういう演出譜面作る時はその辺も気をつけきゃな~とは思いました。
アウトロ①:109~116小節目
イントロの強化版。音を刻む系のエフェクトを多めにかけています。
音を刻む系のエフェクトは僕は以下の4種類を使い分けています。
↑エフェクト弱め
・Wobble:Gateよりも穏やかにエフェクトをかけたい時に。階段が合う。
・Gate:一番使いやすい。階段や乱打が合う。
・Repeat:Retriggerの音の切れる感じを無くしたユーザー定義エフェクト。
・Retrigger:トリル・縦連を置きたい時に。
↓エフェクト強め
弱めのエフェクトをかける時は注意が必要で、
例えば曲が8分・16分主体の時に12分みたいな3連符系のエフェクトをかける時は、強めのエフェクトにしないと「何の音拾ってる?」ってなっちゃうんだよね。なのでそういう時はRetriggerを使うといいです。逆もまた然り。
ただRetriggerばっかり使ってても曲が破壊されちゃうので、どう音を刻むかで使い分けるべし。
アウトロ②:117~120小節目
ほんのりMAS譜面のレバーの動きをリスペクトしてます。
まとめ
総Chain数は2,822で、千夏の誕生日の「8/22」に合わせてます。
大体どの譜面作る時もこのくらい色々考えて作ってるんだけど、やりたいことが多い譜面はするする作れて楽しいね。
けーしゅー譜面もそろそろ作り始めて8年経つらしいです。今後も作りたい時にまったり作ります。
ではまた~