ブログ書くの今年初じゃね?
というわけで、いつもと趣向を凝らしてけーしゅで譜面を普段書く際「ここだけは気をつけたほうが良いよ!」って点を書いてこうかなと。
個人的に意識していることだからこれが正解とかではないです。
ちなみにこの記事は「譜面ある程度書いたことあるよ!」って人向けなので、
「譜面書いたこと無いよ!」って人は公式ヘルプの
を見よう。
あとはエディターの下部に操作方法載ってるから試行錯誤すべし。
無理押しを置かない
「当たり前じゃん!」って思うじゃん?
それがそう単純な話じゃないんですよ。
あ、一応ここでの「無理押し」は「補正・ズルい持ち替え無しでPUCが不可能」な譜面を指します。
例えば
ここなんかはFXを早めに切り上げないと繋がらないから無理押しだよね。わかりやすい。
で、肝心なのはここからで、
BPMにも依るけど、こういう「16分移行」は一般的なBPMではほぼ無理押しだよね?ってこと。
「16分で手を動かせば押せるんだから無理押しではないだろ!」派はこう考えて欲しい。
「その16分移行、押してて楽しいですか?」
いやね、どうしても必要ならわかるよ。16分がどうしても必要な状況とか思いつかないけど。
でも、基本的に創作譜面って「自分が押してて楽しい」物を作るものじゃん。
そこで常人離れしたハンドスピードを要求するのはちょっと違うと思うんですよね。持論ですが。
だから「一般的なBPMでは8分より速い移行のノーツはまず置かない」
これをまず意識してみましょう。これだけでもだいぶ変わるはずです。
「じゃあ8分はどうなの?」っていう疑問を持った方、いると思います。いるよね?
それは非常にいい観点なので後ほど触れますね。
ノーツを押す指を意識する
これも本当に例えばだけど、
こういう配置を冷静に見て考えてほしいんだけど、
階段+FXを両手の親指~中指で押すじゃん?そりゃそうだよね?
で、そうすると、「赤つまみどうやって回すの?」
それはさておき、
昔ならともかく最近の譜面だと
「短い時間での鍵盤/つまみの持ち替えはご法度」というのを意識して欲しい。
例えば以下2つ見比べて、「どの鍵盤をどの指で押すか」を考えてみてほしい。
考えました?
これ、上の配置は
これで持ち替えなしで押せるんですよ。
Lv16/BPM170とかでこの配置があったら少し際どいけど。
それに対して、下の配置は
白鍵盤が素直に押せないんだよね。
何故ならFX-RとBT-Aは同時に叩けないから。
ここで「いやいや赤直角を左手で取ればいいじゃん!」って人は相当なひねくれ者ですね。
確かにそういう配置は公式であるけど、ちゃんと誘導してあげないと非常に不自然な配置になります。
そこまでの内容はこの記事で触れる難易度を超えるので今は触れません。
今なにが言いたいかというと、
「こういう配置を考えなしに置くと危険だよ!」ってこと。
「8分移行は難しい」ということを理解する
最初に触れたこととちょっと関係するんだけど、
「8分移行ってどうなの?」って思うじゃん?思ってください。
これ、非常に難しいんです。ただ、早い段階で意識したほうがいいのでここで触れます。
先に結論から言うと、
僕は「8分移行もBPMを考慮した意図的な物でなければなるべく控えるべき」だと思ってます。
何故なら「プレイヤー目線だと軽率に難所になる」上に「無意識に置きやすいから」。
これも例を挙げます。
こういう配置、公式でも割とよくあると思うんです。
でも、挑戦段階でプレーしていて「つまみ追いつかねえ……」って経験、ありませんでしたか?
僕はありました。
あまり感覚がわからない人はこれを見てください。
これ、「BPM255」で、「Lv19のクリア目線のラス殺し」地帯なんです。
あくまでクリア目線ね。スコアラーの話は知らん。僕スコアラーじゃないから。
何が言いたいかって言うと、
「単純なトリルでも、BPMと8分移行が合わさるとLv19の難所にすらなり得る」ということ。
なのであくまで僕は、自分で譜面を作る時は
「BPMが遅い曲でない限り、8分移行はなるべく置かない」というのを心がけています。
例えば、
ほぼ同じ配置ですが、ハンドスピードを考えると右の方が圧倒的に良心的です。
あと、
これは左の方が良心的です。
こう並べるとわかりやすいですが、
「8分移行が1回だけ」より「8分移行が連続する」方が格段に難易度は上がります。
具体例を挙げると、BPM186での8分移行の連続はLv18での難所になり得ます。
一応補足ですが、
ここまでわかった上で8分移行を難所として使うなら全然良いと思ってます。
だから「8分移行を置くな」ではなく「8分移行は難しいということを理解する」というトピックにしています。
あと、もちろんBPMにもよります。
「BPM60でも8分を置いちゃいけないの?」とか言われると僕何も言えません。まあそんなこと言う人はこんな記事読んでないと思うけど。
そこら辺は公式非公式問わず色んな譜面を触って感覚を掴んでください。
おわりに
「何でこんな記事書いたの?」っていうと、
僕自身「けーしゅーで良い譜面を作る人が増えて欲しい」と思っているからです。
元々けーしゅーの譜面作者あんまりいない上に(まあプレーするより譜面作るほうがエネルギー要るからね)、
よく動画サイトにあがっている譜面動画を見ても
「これ楽しませる気無いだろ」みたいなのがしょっちゅうあるんですね。
なのでこういう一種の基準を明文化するのってそれなりに意味があることなのかなあと思ったり。
まあ、後は譜面作成は
「譜面作成への慣れ(=作成譜面数)」と
「譜面自体への慣れ(=プレー譜面数)」が大きいです。
みんな、いっぱい譜面をプレーしていっぱい譜面を作ろう!
あ、僕の譜面動画はここにあります。
段々まともな譜面が書けるようになってきているなあとは自負していますが、
参考にするなり反面教師にするなりしてみてね。