どうも、ぼくです
先日、オンゲキで初めてのMASTER譜面理論値を達成しました!
STARTLINER MAS 理論値!!!!!!
— ちたん (@Titan_np) 2021年12月14日
紫初理論値💪
プレー回数は72(+30)回だった、計3桁いっちゃった pic.twitter.com/a1bkMaguZB
色々考えてやってたので(前記事ぶり2回目)、つらつら書き連ねていこうかと思います。
前半は自分語りしますが、後半は「今まで理論値狙いとかしたことない!」って人だったりに役立つ?かもしれないことを書いてみるので後半だけでも見てってね。
理論値狙いのきっかけ
まず、先日レート16を達成したんですよね。
その辺は前記事で色々書いたのでよければ。
twentytwo-titan.hatenablog.com
で、次何しようかな~まあいつも通り好きな曲やればいいか~とか考えてたんですけど、
たまたま某記事企画で「オンゲキは最終理論値ゲー」って言ってるのを目にしたんですよね。
まあLv15が理論値陥落している時点でそりゃそうなんですけど、
僕自身今まで精度とは無縁の生活を送ってきたので当然のように「まあ理論値目指すことは一生無いんだろうな……」と考えてたんですね。
以下画像は理論値とは無縁の生活の一例です。こんなスコアでもABFBがついています。
ただその記事……というより文面を見た時、ふと「別に理論値狙えないほど僕オンゲキ下手じゃなくね?」って謎にぴんと来ちゃったんですよね。
そしてその企画の別の記事で、僕と同じように精度が無い人が理論値狙いするまで~みたいな記事があって(とはいえ僕と比べるとだいぶ精度が取れてる方ではあった)、
「じゃあ僕も狙えるかも、やってみるか~~~」ってなったわけです。
STARTLINER[MAS]で狙おうとした理由は
・MASTER譜面の中ではLv11と最も簡単な部類
・「STARTLINER」って曲名でスタートラインを切れたらかっこいい(?)
・単純に曲がめっちゃ好き
・三角葵ソロがある(!!!!!)
あたりです。
この内下2つは理論値狙う上でも実はメリットがあったりするのですが、その辺はまた後で。
STARTLINER[MAS] 理論値攻略
さて、ここから今回理論値を取ったSTARTLINER[MAS]で理論値を狙う上での各パート解説をします。
ちなみにここの解説は実は全然この記事の本質じゃない(ネタバレ)上に2200文字もあるので、STARTLINER[MAS]で理論値狙いとかしねえよって人は読み飛ばしちゃってください。
なお、譜面画像はオンゲキ譜面保管所さんより引用しています。
イントロ1:開幕~9小節目
最初はまずレバーをど真ん中にして曲開始を待ちましょう。これで12小節目まではレバーに触れずに済むので。
なお、今後画像で黄色い線が出たらレバーの位置だと思ってください。
8小節目は両手全押し、9小節目は片手全押しです。
全押しはどの指で押すか決めておくといいです。僕は親人薬で押しています。
これは理論値狙いでなくでもそうだけど、全押しで手のひらは使わないほうがいいです。安定性のために全部指先で押そう。
また、8小節目でぼーっとして片手全押ししないようにしよう(1敗)。
9小節目は3拍空いてから全押しが来るので、がっつり目押ししよう(2敗)。
イントロ2:10~17小節目
12小節目のフリックまではレバーは放置でいいです。
13小節目の赤緑は内側2ボタンで微妙に押しづらいので全押ししましょう。
Aメロ1:18~25小節目
実は、この譜面の最難所はAメロです。
前半はまだ発狂度は抑えめですが、どこが難しいかというと「ホールドの終点+ホールドの始点orタップ」の配置が多々あるんですね。
この配置、ホールドに指を置いた状態で別のボタンを押さないといけないので、普通のタップの時と力の入り方・指とボタンの距離が異なるんですね。
なので実は結構難しい。特にFASTが出やすいので落ち着いて押しましょう。
Aメロ2:26~29小節目
発狂地帯前半です。
27小節目・29小節目の「ホールドを押しながら別のボタンを8分2連打」がめっちゃ赤BREAKが出やすい。なので対策しよう。
まず、26~27小節目。
1つ目の緑の上のベルを取った後、レバーを赤と緑の間(画像の黄線の位置)に動かしましょう。そうすると赤と緑の上のベルは放置で取れます。
次に、何も考えずに押すと「緑を人差し指・赤を親指」で押すところだけど、その後緑ホールドを押しながら赤を押さないといけない上、隣接した指を正確に動かすのは結構難しい。
なのでここだけ「緑を中指・赤を親指」「緑を薬指・赤を人差し指」のどちらかで取ろう。ただ普段中指なんか使わないと思うので後者がおすすめ。
次に28~29小節目。
ベルに関しては直前と同様、レバーを緑と青の間(画像の黄線の位置)に動かしましょう。
次、27小節目は左壁があったので赤緑を片手で捌かないといけなかったけど、29小節目は右壁が無いです。
なので緑2連打は普通に取った後青は左手で取りましょう。これが一番安定します。
また、今後のためにレバーは緑と青の間から動かさないようにしましょう。
Aメロ3:30~33小節目
発狂地帯後半にして最発狂地帯です。
ここの「焦らないで行こう~♪」のところ、前半の「ホールドを押しながら別のボタンを2連打」の応用みたいな配置が出てきます。歌詞に煽られながら指押しして焦ってFASTが出るのが通例です。
なので運指を組みましょう。
これで前述の「ホールドを押しながら別の指でボタンを押す」を回避できます。
また、レバーについては動かさなくてもベル2つ取れるので、ベルを回収してから落ち着いてレバーをフィールドに沿って動かしましょう。
Bメロ:34~41小節目
割と休憩気味だけど、タップが一々2個押しなので微妙に押しづらかったりします。
2個押しの部分は全押ししちゃうのが楽でおすすめ。
また、39小節目のタップ・ホールドが全部裏打ちなのでリズムがだいぶ取りづらいです。頑張って目押ししましょう。
サビ1回目:42~49小節目
休憩!!!!!!
2個押しも裏打ちも無い、ある程度ノーツがあるからリズムが取りやすい、でこの曲で一番簡単なのがサビです。
譜面部が「曲の盛り上がりと譜面の難易度は比例させる」って言ってたけどこの曲で一番簡単なのはサビです。
思う存分息を整えてあげましょう。
Cメロ:50~67小節目
ここもそんなに難しくはないけど、
61小節目の橙丸がしてある2箇所はそれぞれ直後・直前に全押しがあるため押し分けが若干難しい。
なので2箇所とも全部全押しで通しましょう。
サビ2回目1:68~75小節目
曲調的には休憩地帯ですが、72・73小節目で弾に被弾しないように(1敗)、またホールド押しながらの別ホールド始点ありでFASTが出ないように(1敗)それぞれ気をつけよう。
サビ2回目2:76~86小節目
ウイニングラン!!!!!!
とはいえ80・81小節目の全押しは焦って押さないようにしましょう(2敗)。
また84小節目でおすし配置(タップの上にベルが載っている配置)がありますが、
この直前でレバーを動かす動作が右フリックのため自機が変な位置にあり、かつ
おすしの直前に左壁があるのでレバーを動かす手が忙しくなりがちなんですよね。
「レバーを引きで戻さないといけない」というのも事故要因(1敗)。引きフリックは滅びるべきだと思っています。おのれアマリリス!
なので、直前の左壁と同時に右手で左フリックを入れてあげましょう。
すると「次のベルと自機の位置が近い」かつ「押しのレバー移動で取れる」ため忙しさはだいぶ軽減されるはず。
閑話休題
さて、ここまでSTARTLINER[MAS]で意識したことを書いてみましたが、律儀に読んでくれた方の感想は以下だと思います。
「Lv11でそんな意識する必要なくね?」
はい。
まあそうっちゃそうなんですよ。
とはいえこの項目を書いたのには理由が2つありまして。
1つ目は「後々自分で見返すため」。
どういうことかというと、多分今後オンゲキを続けてやっていく中でもっと沢山理論値を取っていく(取っていける……よな?)と思うんですけど。
そうなってきた時に、ここまで意識しなくても安定して通せるようになってると思うんですよ。実際今の上位ランカー勢たちがLv11でここまで意識してるとは思えないし。
だから自分がもしそれに近しい立場になった時、「昔はこんなに苦労してたんだな、成長したなあ」といった感情になりたくて敢えて文面で残しました。
2つ目が「とはいえ理論値狙いって大変だよってのを伝えるため」。
これはまだ理論値狙いをしたことがない方に向けた物なんですけど、
理論値狙いをする時ってAB狙いやただのスコア上げとは意識の仕方が全然違うんですね。
何故かというと、スコア上げは「失点をどう減らすか」なのに対し理論値狙いは「失点を0にしないといけない」から。
失点を0にするためには、「失点が出る可能性がある場所を減らす」「失点が出る確率を抑える」といったことをしないといけません。
この辺りは参考にさせて頂いたブログもあるので後ほど掘り下げ・引用します。
で、そんなこれから理論値狙いをしたい方(読んでる方の中にいるのかな?)に向けて
汎用的にじゃあ理論値狙いをする時は何をしたらいいのかってのをこれから書いていきます。
ようやくこの記事の本編に入ります。長かったね!
理論値狙いのために準備すること
判定を合わせよう
オンゲキ(というよりゲキチュウマイ3機種とも)には「判定タイミング調整A」「判定タイミング調整B」の2種類があるのですが、これわかりにくいですよね。
この説明じゃよくわからなかったんで、セガのサポートにメールで問い合わせたところ……
いや丸投げかよ!!!!!正直ちょっとひどいと思う……
で、じゃあ他の上手い方たちはどう言ってるのかなと思って調べてみたらまあこれが人によって認識・説明が全然違うんですね。
多分以下のたけるん!氏の説明が一番わかりやすく、かつ合っていると思っています。
【ガチで世界で一番分かりやすい判定調整Bの説明】
— たけるん! (@takerun_1224) 2021年10月29日
結局判定調整Bってなに?Aと何が違うんですか?おれはどっち使えばいいんですか?みたいな人が無限にいるので、本当に世界一分かりやすい説明をします。
※あくまで自分の解釈です、間違ってたらごめんね。あとmaiゲキと同じ仕様であること前提
↓
ただやっぱりネットで色んな意見があったため(上の説明と真逆なこと言ってる人も全然いる)、自分でも泣きながら実地検証してきたので解説します。
上記の氏の説明と内容かぶってるかもしれないけど……
※ぶっちゃけ1人で検証しただけなので裏が取れてるわけではないです。違くね?って思ったら指摘して欲しいです。むしろ僕が一番仕様を知りたいと思ってるので……
実際に流れてくる譜面のレーン・ノーツを可視化したような図を用意しました。
まず、楽曲と譜面がこんな感じで流れてくるのを想像してみてください。
赤いところのメロディに合わせて、赤いノートを押そうとしているとします。
……伝わる?この画像意味わかる?
伝わらなかったらこっから先の説明全部意味わかんないと思うので魂で理解してください。
で、そうすると当然叩く位置はこうなります。
そりゃそうですね。このまま曲が進むと判定ラインに楽曲・譜面の赤く図示した箇所が重なりますが、その時に叩けば光ります。
わかりやすさのため、元々赤い音符・ノートがあった場所に破線を引いておきます。
さて、判定タイミングAをプラスにずらすと何が起こるかというと
こうなります。何が起こっているかというと、
- 「楽曲」の位置がズレる
※公式の説明だと「楽曲に対する譜面の位置を調整」とあるので、内部的には「楽曲」をそのままで「流れる譜面」と「叩く位置」だけズラしてるのかもしれませんが、ここではわかりやすさのためにこう書きます - 「流れる譜面」と「叩く位置」はそのまま
これが意味するのは、
- 目押しをする場合:譜面と叩く位置の関係は変わらないので、Aをいじっても変わらない
- リズム押しをする場合:「楽曲」と「叩く位置」の関係がずれるので、Aをいじると変わる
- 曲のオフセットがズレている場合などはAが有効
となります。
ボルテをやってる人は「いわゆる黄色数字(SOUND)の調整」って言うとわかりやすいかと思います。
さて、判定タイミングBをプラスにずらすと何が起こるかというと
こうなります。何が起こっているかというと、
- 「叩く位置」がズレる
- 「楽曲」と「流れる譜面」はそのまま
先ほどよりちょっとわかりにくいですね。
公式で「ノーツの判定タイミングを調整」と言っているので、多分こういうことなんじゃないかなっていう解説をすると……
この上図において、楽曲がもう少し進むとこうなります。
橙実線が判定ライン、破線が叩くタイミングです。
つまり、判定ラインにノーツが来ても、まだ叩いてはいけないんです。
楽曲がさらにもう少し進んで
ノーツが判定ラインから過ぎ去ったあたりで初めてボタンを押していい、ってことになります。
まあ普段判定ラインギリギリなんか見ないと思うんで、普通に譜面の上部あたりを見てるっていう前提だと
これが意味するのは、
- 目押しをする場合:「譜面」と「叩く位置」の関係がずれるので、Bをいじると変わる
- リズム押しをする場合:「楽曲」と「叩く位置」の関係がずれるので、Bをいじると変わる
- 「楽曲」に対して「流れる譜面」は変わらないので、曲のオフセットがズレている場合などはBをいじっても意味が無い
となります。
ボルテをやってる人は「いわゆる黄色数字(SOUND)と青数字(DRAW)どっちも同時にいじってる」って言うとわかりやすい……かな?ほんとに?
ちなみに、ABどちらも「FASTが出やすい人はマイナス、SLOWが出やすい人はプラスへ動かす」は共通です。ここは素直に筐体の説明文に従えばよろし。
以上を踏まえて、それぞれこうやるといいんじゃないかな?っていう判定調整方法をまとめていきます。
まず、これから判定調整するよ!って人は
- 判定タイミングBを調整する
目押しにもリズム押しにも影響する、影響力の大きいBから調整したほうが後々小回りが効きます。
そしてこの時目押しで押すことを心がけよう。
また、判定を多少いじってもFAST/SLOWが変わらない場合はスピード設定をいじると改善されるかも。
ただスピード設定は一度速くすると戻すの超大変だから慎重にやろうね。 - 判定タイミングAを調整する
この時はリズム押しで曲を聴きながら押すことを心がけよう。
曲によっては判定が終わってたりする物もあるらしいので、素直な曲でやったほうがいいとは思うんだけど……どれが素直な曲か知らないんすよね(;;)
いわゆる「3600族」の曲が素直かも。僕もこちらの記事を参考にさせて頂きつつ調整しました。
次に、目押しは合うけどリズム押しがズレるよ!って人は
- 判定タイミングAを調整する
これだけでOK。ただ曲によっては(以下省略)
最後、リズム押しは合うけど目押しはズレるって人は多少面倒で
僕も最初は「Aが黄数字でBが黄+青数字なら、BとAの差を一定の値に保ったままBを調整すれば青数字だけ調整できるじゃん!」って思ってたんだけど、
多分そもそもAとBで実装の仕方が違うんで、Aの+0.1とBの+0.1で同じミリ秒分ズレる保証がどこにも無いんだよね……。
なので1から判定を合わせに行くつもりで、Bを調整してからAを調整って流れにいくのがいいんじゃないかなと思っています。
ちなみに、どの曲で判定調整するかは3600族なのもそうだけど、
テクチャレ対象曲でやると細かいF/Sまで見れるから調整がしやすいかも。
とはいえ明日からKoP予選なのでテクチャレ対象曲全部14と14+です。草。
サウンド設定を調整しよう
さて、めっちゃ大変な判定調整をしてもこれで終わりじゃないです。
とりあえず僕のサウンド設定を載せておきます。
サウンド設定で意識していたことは主に3つ。
まずは「精度を取るためにTAP成功音とガイド音が正しく聴こえるようにする」。
まずガイド音について、ABFBまでなら無くてもいいけど理論値狙いは絶対に合ったほうがいい。
歌ものとかだとどうしても人間が歌っている以上数msのズレがあったりで合わせづらかったりするため、きっちり押すべきタイミングで鳴ってくれるガイド音に合わせる意識を持って各ノートを押していくことが理論値狙いの基本になっていく。
このガイド音、恐ろしく音量が小さいので最大値の5に設定したほうがいいです。
余談だけど、判定タイミングBをずらすとガイド音と押すべきタイミングがずれるのでは?みたいな意見もあったけど、だとしたらこれBをずらしてたらガイド音使い物にならなくなるんかな??
ちょっとここ知りたいので詳しい人いたら教えてください。
次にTAP成功音について、理論値狙いの基本は「TAP成功音とガイド音を合わせて押す」ことになってくるため、TAP成功音の種類・音量選びがかなり大事。
実は僕自身、少し前まで片耳イヤホンで打鍵音を直接聴く派だったんですね。
ただ理論値狙いって2分半集中力をずっと保ち続けることが必要で、そうなるとイヤホンをしてない耳に入ってくる周りの雑音がかなり障害になってきます。
なので両耳イヤホンで周りになるべく気を取られないようにしつつ、打鍵音でなくTAP成功音で判断するようにしたほうがいい。
TAP成功音の種類については好みもあるけど、僕は「オンゲキ(標準)」が一番使いやすかった。
理由は3つあって、
- 比較的TAP成功音の長さが短い
- CRITICAL BREAKと赤BREAKの音が明確に違うため、赤BREAKが出た時にすぐ気付ける
- 打鍵音として自然
1つ目に関しては「チュウニ」「レイン」「ウッドブロック」とかもそうなので、後は好みに応じて選ぶといいんじゃないかと思います。
僕は2つ目の理由で「チュウニ」が、3つ目の理由で他2つがナシになった結果デフォルトに戻ってきました。
これは余談だけど、「キックアンドシンバル」でやったらただのタップ押しただけなのにズウウウウウウン!!!!!っていう迫真すぎる音が鳴ってめちゃめちゃ面白かった。この状態でApollo[MAS]のラストとかやったらズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズウウウウウウン!!!!!(24分)ってなるのかな
ちなみに、使うイヤホンによってTAP成功音の聴こえ方って結構変わります。
安いイヤホンだと音がこもりがちなので、TAP成功音が長く残りやすい傾向にあります。
僕も1000円弱のイヤホンから3000円くらいのイヤホンに変えたらやりやすさが段違いだったので、そういう意味ではイヤホンに少し金をかけてみるのはアリかも。
TAP成功音の音量は、「ガイド音を邪魔しない程度に小さく」「CRITICAL BREAKと赤BREAKの音の違いに気づける程度に大きく」設定するのがポイント。多分イヤホンそのものやヘッドホン音量の設定によっても変わってくるので個人で調整しよう。
サウンド設定で意識していたこと2つ目、「失点に即座に気付けるようにする」。
赤BREAK出たりしたら画面でわかるじゃんって声も聞こえてきそうですが、耳で情報を得るって結構大事です。特にベル取り逃しとかは左の判定内訳見ないとわからないしね。
なので「TAP成功音種類・VOL」「成功音VOL(FLICK)」「BELL音VOL」「ダメージ音VOL」はきちんと失点したか認識できる程度の音量に設定したほうがいい。
サウンド設定で意識していたこと3つ目、「オンゲキっぽさを失わない」。
理論値狙いって集中力との勝負なんで、本来余計な物は全部切ったほうがいい。
でも壁押したらちゃんと壁の音鳴ってほしくないですか?
ボタン押したらボタン押したっぽい音鳴ってほしくないですか?
僕はこの辺もゲームとしての楽しさの一部だと思ってるので、最低限ちゃんと演奏感は残しときたかったんですよね。
ってことで「成功音VOL(SIDE)」は3、他の「成功音VOL(CR-TAP)」「成功音VOL(HOLD)」も1で残すようにしています。ホールドについてはすっぽ抜けに気付けるようにっていう意図もあるけどね。
ここが要らない人は特にホールドの音とかは切ってもいいと思います。
理論値狙い中のあれこれ
事前設定編は終わったので、ここから理論値狙い中に考えてたこととかを書いていきます。
運指を組む・配置を覚える
オンゲキにおいて運指を組むってのはよくやると思うんだけど、理論値狙いってなると「安定性を取るために、敢えて少しだけ複雑な運指を組む」ってのをやることがあります。
僕のSTARTLINER[MAS]の32小節目とかそうですね。
この辺りは下のブログの考え方をすごく参考にさせて頂きました。
オンゲキ上位勢の方たちはいっぱいブログを書いてくれててありがたいですね……
捨てゲーする/しない問題
理論値狙いだと1失点で終わりなので、捨てゲーしたくなる気持ちはすごくわかります。僕もやったし。
でも捨てゲーしないメリットって結構あって、
- 安定運指のための練習・暗記の機会になる
- 捨てまくってると、いざ通過した時に後ろの方の配置を忘れちゃう
- ジュエル・親密度・イベントptを稼げる
- 曲が聴ける
とかあります。
上2つはまあそうなんだけど、下2つについては「後付けでもいいから理論値狙い以外にプレーする理由を作る」ってのは心の持ちようとして結構大事だったりします。
「1つ目標を持って、それが達成できなかったら終わり」みたいな人生、しんどくないか?(唐突にスケールの大きい話をし出すオタク)
そういう意味で、「その粘着する曲が好きかどうか」って割と大事なのかなと思ったり。
僕はSTARTLINERの曲自体がめっちゃ好きで、粘着中もゲーセンの行き帰りにMV観てました。
みんな観ような。
というわけで毎回捨てゲーするのはあまりおすすめしません。
やるとしても本当に序盤も序盤で失点した時だけとかにしたほうがいい。
ちなみにもし捨てゲーするってなった場合、「LUNATIC」及び「ソロver.」はレーティング等への影響が一切ありません。
LUNATICはABFBNDで、ソロver.は30回プレーでそれぞれ称号がもらえるので、称号狙いを兼ねてプレーするのも「プレーする理由の後付け」になって良いかもね。
粘着しすぎない
理論値狙いって、ABFBだったり普通のスコア狙いと違って繊細な集中力が要る分疲れやすかったり、脳の普段使っていない部分を使ってる感覚がするんですよね。しない?
だから「10回くらいプレーしてうまくいかない→休憩がてら他の理論値狙ってない曲をやる→戻ってくる」とかやると気分転換になって良いです。
僕はLv11の休憩のためにLv14や14+をよくプレーしていました。こいつ正気か?
少しだけ話が逸れるんだけど、低難易度だけずーーーっとやってると高難易度に対抗する力が落ちてきたりすることがあります。Lv11には16分壁連打とか24分大階段とか降ってこないからね。
粘着中でも高難易度に触れるのは忘れないようにしたほうがいいと思っています。
緊張対策
これは前記事でも触れたんだけど、まあ緊張って絶対するんですよ。
前は「場数を踏む」と「深呼吸する」ってのを書いたけど、もう1つ「期待しないでダメもとでやってみる」といいかもってのをおすすめしてみます。
絶対に人によるんだけど、「まあ今回もどっかで失点するかもな~でもジュエル稼ぎだしな~~~」って思いながらやってた方が心は折れずに済むなって思ってます。
物事に期待しすぎるより、何にも期待しない生き方してたほうが全部の出来事が期待を上回ってくれるから実はハッピーな生き方なのでは、という説も。(唐突にスケールの大きい話をし出すオタク・その2)
終わりに
今回、STARTLINER[MAS]の理論値を取るにあたってかかったプレー回数は72(+30)回でした。
計102回中ABは57回(残3回は他の曲のAB)
……かかりすぎじゃね?って感じですね。
今まで僕自身理論値狙いとかしようと思ったことすら無かったこともあり、正直けっこう大変でした。
ただ粘着中初めの方は「赤1桁出たら万々歳」って感じだったけど、
段々精度が上がってきて最終的には「どんなにやらかしても赤8以内には収まる」までには安定したので、相対的な精度力はどんどん上がってたのかなと思います。
精度力って普段使ってない部位を鍛える筋トレみたいな物で、やってれば少しずつでも精度が取れるようにはなっていくからね。
それと「理論値狙い」が最終のゴールではあったけど、「精度力を上げる」「ジュエルを稼ぐ」「みすみんの親密度を上げる」など色々目的があったから純粋にめっちゃ楽しく続けられたのかなあと感じています。
オンゲキの最終目的は理論値らしいけど、それを差し引いても成功音とガイド音があったり、ジュエル稼ぎや親密度上げといった粘着が苦にならない理由を見つけやすかったり、理不尽なすっぽ抜けが発生することが無かったり(これが一番大事)と、色んな面から理論値を目指しやすい機種だと思います。
まだ理論値なんか取ったこと無いって人でも気長に目指してみてはいかがでしょうか!
僕も大好きな曲であるところのハッピーエンドをはじめから[MAS]で理論値を取れるまで頑張ります。
おまけ
癒しを求めてリゼ様の声聴きに行ったらレート上がって草
— ちたん (@Titan_np) 2021年12月14日
捨てゲーのせいでリーゼント枠終わってたらしい pic.twitter.com/OAsD61Lqn7
リーゼント枠ってなんですか
リゼ様だけにリーゼント、ってね……w